熊本開発プロセス勉強会の『準備会』うろ覚え議事録
4月8日(日)第二回開催の前に、目的と方針の再確認、次回コンテンツの検証を行いました。
休日にマクドナルドの一角を占有して2時間の激論でした。
参加者の職業の多彩さ!皆さん有難うございました。
【参加者】
Uさん(A社エンジニア)
Kさん(B社エンジニア)
Iさん(S大学助教)
Mさん(K大院生)
U田さん(経営者)
T(シェアード熊本)
第一回を振り返って+この勉強会でやりたい事
Uさん :実践と検証を中心に
例えば事例を話してくれる方などを招いて、話を聞き、掘り下げたディスカッションを行いたい。
継続性についても検討したい。
勉強会は途中から参加した人(もしくは間を空けた人)には、それまでの経緯が分からないのでついて行けなかったりする。
そこで、つまらなくて辞めてしまう事もあるし、どうしても一回一回が単発の発表会になりがち。
Mさん :生の声がが嬉しい
就職活動や資格試験などで聞く話は、言葉の意味は分かるのだが、具体的にどういう事か分からない事が多い。
この会では、現場の人達の生の声が聞けるので、参考になる。とはいえ、わからないワードが沢山でてくるのでキャッチアップしたい。
Iさん :スピード感を出そう
まず、プロセスに興味を持つ人達が、熊本にもこんなにいたという事が分かって良かった。
個人的な意見として、開発者の多くは勉強に時間をかけすぎ。(大学ではキャッチアップには時間をかけない。実装に時間を割く)
一つのテーマで一年かけてキャッチアップしていくようなスピード感では、世の中のルールの変化に対応できない。
Kさん :ダメな事はダメだと認識しよう
開発プロセス等、習慣や方法論は上(会社やお客様)から来る事もあり、変えようにも変えられない事が多い。
また、この辺りに意識を持つ仲間の数が少なく興味ももってもらえないので啓蒙も難しい。(何より圧倒的に日々の業務で忙しい)
ダメなプロセスがダメである事を皆で認識したい。
そこからスタートではないか。
U田さん:ビジネスと開発プロセス
(Kさんのお話から発展したディスカッションを受けて)Kさんのお話は非常に実感が持てる。
仕事にはプライムだけでなく、2次受け以降のケースもある。会社は存続させなければいけないので、売上を立てる事を考えなければならない。
開発プロセス(の他にも新しい技術など、社員のやりたい事をやらせる事)との兼ね合いは非常に難しい。
T :勉強会というよりは互助会に
会の名前にはしっくり来ていないので変えたいが、良い言葉が浮ばない。
勉強会というよりは互助会的な(もしくは共通のPMO)会にしたい。
第一回の参加者の顔ぶれを見ると、勉強熱心な方が沢山いらっしゃるので、知識の収拾は各自、外部の会で行っているはず。
それを誰か(困っている人)に伝えサポートする事で、実践、検証する場にしたい。
意見交換後のディスカッションまとめ
>スピードアップのためにサポートを
キャッチアップに時間をかかりすぎないように、会でサポートしてあげても良いのでは。
そして、皆が実践と検証に皆の時間をさけるようにしよう。
誰かが知っている事は教えて、自分が抱えている問題に一緒に取り組んでくれる仲間になってもらう。もしくは、次の(さらに大きな)課題に取り組んでもらうべき。
スコープを狭めて、会員がすでに効果を実感しているツール、例えば「jenkins導入講座」みたいな事をやっても良いのかも。
また、外部で仕入れてきた新しいツールや方法論を、自分の会社で実践できなかったとしても、メンバーの誰かが、実践できるフィールドを持っているかもしれない。
自分はダメでも誰かが出来るかもしれない。そこも、このような会の強みではないか?
>啓蒙と教育は大きな課題
社内で同じ問題に取り組む仲間をつくるにはどうすれば良いか?
上司を説得するには?
お客様にも一緒に考えていただく必要があるのではないか?
将来的に、経営層やお客様を巻き込んだ会も考えていきたい。
となると、ビジネスモデルや経営の話まで発展しそう。
経営者を招いて話を聞くのも面白いかもしれない。(例えば、なぜウオーターフォールか?等)
>お客様や経営者を招くのは面白いが…ビジネスモデル研究会になってしまう?
開発者メインで『開発プロセス』からスタートしているので、強引に広げすぎない方が良い。(ビジネスモデルを語るなら会の顔ぶれが変わる)
目の前の課題(ツールや方法論の導入)をクリアしていくと、各人が、自分の根本的な課題や目標に行き着くはず。
それが、啓蒙や教育なのか、ビジネスモデルなのか、経営の問題になるのかは各人によって違うだろうが、少しでも早く、それぞれの課題に取り組むためのサポートをこの会でできれば良いのではないか?
目的と方針
ディスカッションの結果から、この会の目的と方針は、当面、このようになります。
【目的(キャッチフレーズ的な)】
問題の共有/実践と検証/相互扶助
【方針】
1.キャッチアップの時間は短く/実践と検証に時間を
2.そのために助け合う
3.次の課題は何か考える
これをうけて、第二回はこのような発表コンテンツを予定しています。
◆派生開発(XDDP)実践レポート Kさん (事例検証)
◆jenkinsはじめの一歩 Uさん (啓蒙&技術サポート)
◆ビジネスと開発プロセス U田さん (次の問題も考えてみる)
その他、ゲストも予定しています。
メンバーは口コミを中心に募集していますので、参加されたい方はメンバーの誰かに(もちろん私にも)アプローチしてください。
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