Go Google Seminar

http://www.keyman.or.jp/sm/infosys/group/50042006/

「Go Google Seminar」参加してきました。


〜デバイスマネジメントを含むセキュリティと、クラウドの最新機能をご紹介〜


とあり、クラウドセキュリティかと思っていましたが、実際は『Google Apps for Business』の機能紹介が中心。
ですが、参加して大正解、認識を改められました。

強く感じたのは以下の2点です。

1.Googleはビジネス向けに本気
2.GoogleAppsはofficeの代替ではない

Googleはビジネス向けに本気

個人や中小の利用が中心と思いきや、すでにそうそうたる利用実績です。ソフトバンクさんの事例はニュースになりましたね。
(http://www.google.com/apps/intl/ja/customers/index.html)
office製品のライセンス数や利用度合いを考えてみれば、大企業の方が効果が高いですよね。
for Businessは、本隊以上の成長を目指して(実現して)いるそうです。

GoogleAppsはofficeの代替ではない

個人的にはofficeとopenofficeを使い分けていて、あえてGoogleAppsを利用する意味はないと考えていたのですが、両者は別物ですね。
例えば、

《ドキュメントの同時編集》
例えば予算編成や、くだけたところでは、GWのお休み予定をエクセルで共有した事はありませんか?
複数人数で順番待ちしていた作業(催促しないと書かない人も)も、これなら一瞬で終わります。
ビデオチャットしながらだとさらに効果が高いですね。
Google+にはハングアウトという機能があり、これが発展すると会議の形がかわるでしょうし、在宅勤務も事実上可能に思えます。

《強力な端末管理、紛失対策》
無くした端末をGooglMap上で探したり、端末のBeep音を鳴らしたりする事ができます。
当然の事ながら、GoogleAppsを利用可能な端末は細かく制限できます。
もし、端末を紛失したら、何よりもまず、その端末からGoogleAppsを利用できなくすれば良いのです。
最近は、端末紛失のリスクは企業にとっても個人にとっても大きく、この機能だけでもGoogleAppsを利用する価値があると思います。

どちらもOfficeではできませんよね?
Office365とは比較検討する必要がありますが。
私は今の所、個人で仕事をしているので、openofficeで十分なのですが、将来のコラボレーションを考えて、GoogleAppsも試して行こうと思います。

泣き所など

まず、当然ながらofficeドキュメントの変換(インポート、エクスポート)機能。
昔に比べれば、随分綺麗に変換されるようになっていましたが、フォントは多少ずれます。
それからワークフロー。
「ワークフロー」に重きを置くのは日本だけのようです。
シンプルなフローであれば、スクリプトを組む事で実装できるようですが、複雑なものになると外付けが必要です。

後日、Office365との比較を行う予定です。
(いまのところGoogleさんから何か頂いているわけではありません)