プロトタイピングとしての利用

様々なアプリケーションで、クラウドサービスの形態をとるものが増えてきました。
価格面と保守面からの魅力で検討しつつも、データを手元に置かない事への不安から躊躇されているお客様も多いのではないでしょうか。


クラウドの安全性に関する議論はまたの機会として、今回の記事はまず利用してみませんかというご提案です。
リスクを測る事は大事ですが、利用価値の確認が先ですよね。
一般のパッケージや受託開発では難しい事ですが。


最近は、ある程度の機能を無償で利用できるサービスも登場しています。
試用だけではなく、他製品のベンチマークとしての利用や、目指す運用を試行錯誤するためのツールとしても、お役に立ちます。
また、購入前に利用できるところが無料のクラウドサービスの大きなメリットです。
試験運用の(ダミー)データであれば仮に流出してしまったとしてもダメージはありませんよね。


また、システム担当者様の交代時や新人の方が加入された際に、このようなセービスを使って業務をなぞってみる(システムを構築してみる)のも良い勉強になります。
従来のシステムの無駄やイレギュラーな点も見えてくるのではないでしょうか。